いよいよ・・・・   雑草の問題が大きく浮上してきた
2015年 記録的な豪雨で土壌流失で崩落したソーラー。
野立てソーラーと緑化工学

  これまでの樹木の緑化工学、土木緑化工学とは、
  野立てソーラー、メガソーラー緑化は相当異なる緑化工学が必要である。

    つまり「雑草」がもたらす環境、災害被害を未然に防止する緑化工学である。
    上記の対策は、野立てソーラーを20年放置することはできない(コンクリートは別)
    雑草関連の諸問題が、ソーラーの売電利益に直接影響することの他に、
    環境・・・ヒートアイランド、暴風による砂塵飛散、豪雨による河川災害、
    除草剤散布による環境汚染、農地に及ぼす病害、害虫の繁殖、野ねずみ繁殖、
    植物生態系への影響・・・・はては「野火」の問題まである。

    地域の景観破壊、野火によるソーラー火災。
    以上のように、雑草が関係する諸問題は、これまでの緑化工学とは異なる。
    更に・・・地域住民の感情まで視野に入れなければ、売電事業に大きな影響が出る。
    
    売電収入を得ながら、以上のような諸問題を解決する緑化が望ましいのであるが、
    現在、ここまで視野に入れた緑化研究を行っているのは、
    国内では日本再生循環緑化研究所のみである。

  
   安く作って売電収入を多くすることを誰も考えがちであるが、
   多くのリスクが・・・やがて顕在化するのが・・・野立てソーラー事業である。
野立てソーラーは環境を破壊する
日本の大地に、突然建設される野立てソーラー。
これまでなかった構造物である。
しかも、太陽に光を最大限に利用する・・・。

工学的に考えたときには、日照時間、地形、環境などを考察して、
太陽の光を最大限利用できるものを作ればよい。
大地を削り、剥き出しの地面に設置されるパネル。
記録的な雨が降れば、土壌流失が容易に想定される。パネル崩落。
地域の河川に流れる濁流。
更に環境破壊、景観破壊する雑草繁茂・・・・。
しかし・・・この工学的考察には「雑草」が、将来大きな問題として浮上することが想定されていない。


つまり、野立てソーラーに「緑化工学」という学問が無かった。
日本で緑化と言えば「樹木緑化」である。
森林も都市緑化もほとんど樹木緑化である。
野立てソーラーの地面をカバーする緑化は想定されてこなかった。
そういうことで、実際に行われてきた施工法は、他の分野からの転用である。

 
砕石を敷く。
 コンクリートで覆う。
 木質チップと土壌を混和する。
 クローバーを栽植する。
 草食動物を利用する。
 安い防草シートを敷く。

 ・・・・
 以上のような対策が行われたが、野立てソーラーの雑草、環境対策にはおおくの問題がある。
 つまり、野立てソーラーに不適であることが解ってきた。
 野立てソーラー用の緑化工学がなかったということである。


 日本再生循環緑化研究所では「日本の緑化」を研究してきた。
 樹木緑化ではなくグランド緑化である。
 そしてついに理想と究極の緑化植物「菌根イソギク」を発見した。
 大量の苗生産技術、用土も開発し、特許取得。
 日本で最初の大面積の緑化工学である。
 日本の全土のいかなる用途にも適合するグランド緑化である。
 当然野立てソーラーの地面緑化も可能である。
 
 野立てソーラー緑化の唯一の緑化研究である。
 日本再生循環緑化研究所。
 メガソーラー緑化に対応できる唯一の緑化法が「菌根イソギク緑化である。
 これ以上の緑化法は、今後生まれることはない。
 日本に自生する固有植物で、菌根イソギク以上の植物はないからである。


 野立てソーラー、メガソーラーの環境を保全する緑化。
 地域住民と共生する緑化。
 
 雑草対策、豪雨、野火対策を的確に行わない場合は、必ず環境破壊ソーラーになる。
 

野立てソーラーに      緑化工学が無かった
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